19/09/06 20:37:36.41 jf+jbpn1.net
(以下、仮定(D)について述べます。細々としているので適当に端折って読んでください。)
高木氏は論文p7で突然
v = Π[k∈?](1 + p[k]+ p[k]^2+ … + p[k]^q[k] ) / Π(p[k] ^q[k])
と置いたときvは整数にならないと仮定しています。[仮定(D)]
そしてp7~p11の証明はこの下で行い、最後のp11で仮定(D)の成り立たない場合の
証明もしています。
(高木氏の論文の記号を用いています。掲示板用の表記ですので上の式は見難くなっています。
また以後も高木氏の論文の記号を用いますので必要に応じて高木氏の論文を見てください。)
しかし上の式で私がかってにk∈? と表記しているように積をとるkの範囲が書かれていません。
また、p11で、仮定(D)が成り立たない場合は
「1≦k≦rの範囲の積 v=a/b が整数である」…⑤
と述べてこの場合の「証明」もしています。しかし、⑤は都合が良すぎる条件に思えます。
本当にこんな事が言えるのか検証してみます。
仮定(D)が不明瞭である以上、推定するしかないのですが、仮定(D)は次の三通りの場合のいずれかなのでしょう。
「一つの範囲があってそのときのvが整数ではない。」…A
「複数の範囲があり、それぞれの場合のvは全て整数ではない。」…B
「複数の範囲があり、それぞれの場合のvは少なくとも一つが整数でない。」…C