19/08/13 12:11:56.82 6aC3VJqe.net
>>669
つづき
同様に, I ⊂ R を実数の区間(無限でもよい)とし,
各t ∈ I に対してXt が確率空間(Ω,F, P) 上の確率変数のとき,t について
まとめてあつかったものX = X・ を確率過程と言う.
単にまとめて扱った,だけでなく,通常は各ω 毎にt について何らかの性質を仮定するときに,
これらの概念は極めて興味深い対象になる.
例えば各ω 毎にXt(ω) はt の実数値関数であるが,t について連続である確率が1 ならば,
X = X・ はΩ から連続関数の集合C0 への関数と思うことができる.
このような見方は,最初に確率変数を定義したときの,各n, t 毎にΩ 上の関数Xn : ω → Xn(ω)
とみる見方と視点が変化していることに注意されたい.
これらは,今日研究対象としても応用上も非常に重要な視点である.
(引用終り)
以上