現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む73at MATH
現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む73
- 暇つぶし2ch956:K化計算の研究も盛んだ。 各社が組合せ最適化計算に取り組むのは、これを高速に解けると交通渋滞の解消や金融ポートフォリオの最適化など、社会問題の解決やビジネスへ応用が見込めるからだ。 そんな中、他社の計算性能を上回るアルゴリズムを東芝の研究者が開発した。専用マシンを必要とせず、家庭向けのPCに搭載される「GPU」でも高速に計算できるという。 東芝は4月に、同アルゴリズムを搭載したFPGA(プログラミング可能な集積回路)による計算で、それまで最速だったコヒーレント・イジングマシンを上回る計算性能を発揮したとする論文を発表した。 https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1904/22/news097.html もともとは量子コンピュータ理論の「副産物」 後藤さんは、東京大学で大学院まで物理学を学んだ後、東芝で量子コンピュータや量子光学を専門に研究してきた。 後藤さんは2016年に、「量子分岐マシン」と名付けた量子コンピュータの理論を発表した。これは量子アニーリングと同様に、組合せ最適化問題を表す「イジングモデル」を解くマシンだが、「汎用量子コンピュータ」の動作原理である量子ゲート計算にも応用できるという。しかし、この新型量子コンピュータには特殊な素子を用いなければならず、既存の量子ビットとも異なるためにまだ開発途上だ。 この古典分岐マシンの理論こそ、量子コンピュータより速いという「シミュレーテッド分岐アルゴリズム」の原型である。 後藤さんの研究結果は、量子コンピュータ研究が越えていかねばならない壁を大きく引き上げたことになりそうだ。
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