19/07/25 21:41:32.84 hs3QEpuU.net
>>573
つづく
ポケモンとグーグルの思わぬ交差。だがチャンスはもう一人の大物をまじえて巡ってきた。14年初夏。港区六本木ヒルズにある森タワー。ポケモンの会議室にジョンと石原、そして当時の任天堂社長、岩田聡が顔をそろえていた。ポケモンのキャラクターを使って、イングレスのようなユーザーが実世界を歩き回るARゲームをつくりたい。そんなジョンの説明を石原と岩田は興味深く聞き入っていた。
URLリンク(article-image-ix.nikkei.com)
任天堂の岩田聡社長(14年1月当時)
ゲーマーとしてイングレスを高く評価していた石原は協業に前向きだった。ポケモンの世界的な知名度を生かせば、イングレスのおもしろさをもっと広く伝えられるという自負もあった。くしくもグーグルジャパンとポケモンの本社は同じビルに入っている。一部の社員らはエレベーターの中で話す仲でもあった。
関係者が気にしたのがポケモンの大株主でもある任天堂の出方だ。歴史的に同社は他社との協業を好まない。だが、岩田は今回については前向きだった。「これはいいですね。是非みんなでやっていきましょう」。スマホ全盛の時代、岩田もゲームの新たな姿を模索していた。「グーグル」というビッグネームも岩田の心をくすぐった。
冗談だったはずのエープリルフール。グーグル、任天堂、ポケモンという各界の雄である3社の提携に向けた議論が、岩田のゴーサインで一気に水面下で動き出した。
(引用終り)