現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む73at MATH
現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む73
- 暇つぶし2ch590:ナある. このように, 論理式をそのまま自然言語に変換すると, 和文・英文ともに複数の意味で解釈可能 な文になってしまうのである. 以上のような混乱を避けるためには, 量化子を使った論理式を 機械的手順で定義されたものに限ればよい. (※) はこのような手続きで得られたものではなく, こうした式は英文の省略文ではあるけれども, 論理式ではないと考えるのが無難である. なお, (α) と (β) は, 正当な手順で作られた論理式である事に注意したい. 重要 なお, 日本語で行う数学の講義では, 慣例上たびたび複数解釈可能な (和 α) のような表現を し, その意味は (英 α) に統一すると約束しておこう. ここで余談になるが, 実は前節の (a),(b) のような和文 (量化子と P(x, y) の順番が逆転する文) で書けば, カッコや句点で区切らなくとも 解釈は一つに定まることがわかる. (α) ∀x ∈ X, ∃y ∈ Y, P(x, y) : (和 α) P(x, y) となるような y ∈ Y の存在がすべての x ∈ X に対して成立する. (β) ∃y ∈ Y, ∀x ∈ X, P(x, y) : (和 β) P(x, y) がすべての x ∈ X に対して成立するような y ∈ Y が存在する. (引用終り) 以上
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