19/07/28 09:50:20.98 Zb06BBPM.net
>>440
柏原予想じたいはholonomic systemに関する基本的な命題で
逆に解くには周辺のさまざまな理論が発展する必要があって50年くらいかかる
というのが元々の柏原御大の見通しだった
タクローがharmonic bdlの漸近展開というかなり複雑な解析で
1000ページ書いて乗り越えてしまったのでたぶん代数的な再構築でもないと
次の発展がないのではないかなあ
何百ページも論文書いたところで後に続く人は出にくい点ではIUTと似ている
再構築のためにはやっぱり50年かかるという意味で御大の予測は外れてないと思う
タクローが(おそらく御大が予想してなかった)違う方法でやり遂げてしまった
最初は突出して孤立した難問解決も何十年かかけて数学の中で他分野と関連がついて
馴染んでいくのではないかとは思う。そういう意味では「次世代幾何学」にはふさわしい
大きなプロジェクトを立ち上げる時にはメインが失敗した時の保険はかけておくもんだ