19/07/14 23:22:03.29 ruEy4AW/.net
>>91 補足
(引用開始)
要するに、時枝の手法そのものでも良いし、他の手法でも良い
可算無限の数列が構成できたとして
ある数学的手法で
ある有限のDが存在して、D番目の箱の数のみが不明で、D番目の箱の数が判明すれば、D番目の箱の数から確率1-εで、D番目の箱の未知数XDについて、それはrDだと的中できる。つまり、XD=rDである確率は1-εだと
現代数学の関数の定義からは、そうはならない
現代数学の関数の定義f:R→R
で、集合Rと集合Rとの任意の対応ですから
(引用終り)
関数論の反例が成立していることを補足する
時枝手法から、D番目の箱の中の数XDが、確率は1-εでrDだと予測されたとする
この予測が、真に確率 1-εで的中できるとすれば
天気予報に例えれば、
的中率99.9999%なら、3000年(3年約1000日として10^日)で外れは、1日にすぎない
残りは全て的中しなければならない
ところが、D番目の箱の中の数XD以外の箱は全て開け、箱の中の数は確定したとする
その上で、現代数学の関数論の定義からは、
関数f:R→Rの(任意)対応なのだから
XD以外の箱の中の数が確定しても、XDの値はなお自由に選べる
特に、rDとする必要はなく、むしろrD以外の数を自由に選ぶことができる
もし、箱の中に入れる数を選ぶとき、rDなど知らずに、ランダムに数を選ぶとすれば、
確率99.9999%などの高確率でrD選ぶことはできない。この場合、時枝手法による的中はできない
このように、時枝手法でもって、一方的に、「確率は1-εでrDだ」と言ったところで
箱に数を入れる人は、rDなど知らずに自由に数を入れて良いのだから
確率99.9999%(3000年で外れは1日)の高確率など成り立ちようがない
そして、繰返すが、上記の通り、現代数学の関数論の定義からは、
XD以外の箱の中の数が確定しても、XDの値は(rD以外で)なお自由に選べるので、
XD=rDの確率 1-εにはなりえない
QED