19/06/21 10:19:52.85 IAGgp49X.net
ところで、このことをよく考えると、第八節の定理の意味を、
他根が任意の二根と同じ数体に属していること、
というふうに解説する解説は間違っていることが分る。
なぜなら上の例を見ればそれが間違いであることは明白だから。
たとえば任意の二根としてωαとω^2αをとると、
αはこの数体に含まれていないからである。
ただし有理数も無理数も複素数体の一部分だ、
と考えれば話は別だが。
だから第八節の定理に関する一般の解説は
間違っているのである。
ガロアは数体のことなどを言っているのではない。