19/05/29 20:40:53.55 4tTTVGJi.net
決定番号は"定数"ではない。
(1) 時枝解法で得られる100個の決定番号は、
選ばれた無限箱から得られるものであり、
明示的に100個の自然数として与えられたものではない。
(2)では、無限箱を設定したとき、100個の自然数はどのようなものになるだろうか。
スレ主は大きな数字ほど出現しやすいような分布であるとしているが、
ここでは、どの自然数も等確率であるとしよう。つまり、一様分布。
(小さな数字ほど出やすいと主張する人はいないだろう。)
(3)それでは、時枝解法を始める。
100個の決定番号が得られたはずである。
その100個の自然数はどのくらいの大きさだろうか?
100以内? そんな事はまずありえない。
100以下の自然数と100以上の自然数では
圧倒的に100以上の自然数の方が多いからだ。
確率でいうと、最大値Mが100以下である確率は0。
では、10000000000ではどうか。
無論、M<10000000000 となる確率はやはり0。
どのような有限の自然数を考えても、
Mがそれ以下である確率は0である。
つまり、100個の決定番号はどんな有限の値と比べても、
それ以下であることはまずありえないことになる。
(4)このことから、時枝解法によって、
100個の決定番号として、有限の自然数が決まると仮定すると、
それがどれだけ大きな数であるとしても、
ありうる数よりずっと小さな数を想定してしまうことになる。
(5)結果、時枝解法によって、ゲームが
「100個の定数から1つを選ぶゲーム」
になると考えることは不可能である。