19/04/08 14:29:49.81 kGdAvHWD.net
>>358
つづき
■女性3人の特命チーム
希望の芽がなかったわけではない。イと向き合った日からさかのぼること3カ月前の2010年12月。シンは3人の女性からなる特命チームに指令を飛ばしていた。「ソーシャルなアプリを検討せよ」
URLリンク(www.nikkei.com)
その年の5月にネイバーに入社したばかりの稲垣あゆみは、これから生み出す「ソーシャルなアプリ」が国民的なツールに成長するとは夢にも思わなかった。韓国人女性社員2人とともに始めたのが、すでに世の中にあふれ始めたSNSの研究だった。米国のフェイスブック、メッセンジャー、ワッツアップ、韓国で生まれたばかりのカカオトーク―。
「フェイスブックだけでつながっている小学生の時の友達って、実際にどれくらい近い存在なのか」。実際の人間関係をひとつずつマッピングして抽出していく。それを逐一、シンに報告する。シンは通勤の電車の中でラフスケッチを描き、出社するとデザイン担当に手渡す。すると稲垣ら3人にフィードバックされる。
■東日本大震災が転機に
「まるで社会学の調査のようでした」と振り返る稲垣。浮かび上がったのが、画像共有とメッセージという2つのサービスだった。「どちらかというと画像共有の方を優先して進めていた」というタイミングで、後のLINEにつながる決定的な出来事が起きる。�