19/04/07 15:10:41.27 7V7EuNib.net
高瀬正仁先生(^^
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日々のつれづれ オイラー研究所の所長
数学における抽象化とは何か (3)多変数関数論からの例 岡の理論とカルタンの理論
(抜粋)
岡先生は7番目の論文で「不定域イデアル」という概念を提示したのですが、カルタンの目にはこれは「層」の概念と映じました。それで、これはよく言われることですが、カルタンは岡先生の「不定域イデアル」の理論を「層係数コホモロジーの理論」と本質的に同じものと見たというのですが、「層係数コホモロジーの理論」という精密機械を組み立ててもそれだけは機械は動きません。
機械が作動するには燃料が必要ですが、「層係数コホモロジーの理論」を動かすのに必要な燃料とは何かというと、それは「連接性」という概念であろうと思います。
連接的な層、縮めて連接層という概念装置を設定するからこそ、コホモロジーの理論も作動するのですし、なおいっそうの代数化も可能になって、「�