現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む62at MATH
現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む62 - 暇つぶし2ch678:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む
19/03/21 07:35:30.25 L2G86nzK.net
>>612
つづき
「第1章 層」
後の章で使う実例を提供するために、層の話が第1章にあるのでしょう。が、「あとがき」には「今だったら第2章と第1章の順序を逆にする」と書いてあります。第1章が後の準備として必要なわけじゃありません。
第1章の層の議論はかなり数学的なので、ここで気力が萎えるとつまらないから、飛ばす(後で戻って読む)ほうがいいと思いますよ。第2章以降で空間性トポスTop(X)の例が出てきたらそれも飛ばしましょう。
あっ、1.1の3ページ分だけは読んでおいたほうがいいです。
「第2章 圏」
圏の定義と主要な性質の羅列という感じですが、我慢して6.3まで読みましょう。可換図式(ドット&アローズ図)と延々とニラメッコです。1.1の11ページ(P.45からP.55)だけでもゲンナリ・ヘロヘロになると思いますよ。
ちなみにドット&アロー図の操作は、僕がしばしば言っている絵算とは違います。アロー図(ペイスティング図、グロービュラー図)の双対(dual)であるストリング図を用いるほうが絵算です。どっちもグラフィカルな方法なので、別になんと呼ぼうといいんですが、図示の流儀は異なるのです。
先に述べたように、例がないので、例を自分で追加しないと耐えられない感じだと思います。有限集合の圏をメインに使うといいかな。「紹介:Web上で圏論をグラフィカルにデモ」で紹介したサイトも利用するといいでしょう。
線形(



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