19/02/25 21:10:00.28 QiMQ2ncG.net
>>477
つづき
URLリンク(www2.math.kyushu-u.ac.jp)
原隆 九州大学
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確率論 I 学部4年・大学院向け,2002
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講義のレジュメ 2002
(抜粋)
P6
1.4.1 確率変数とは
そもそも確率変数は,以下の「期待値」や「分散」などを通して,対象とする確率モデルをよりよく理解する(特徴づける)ために使われることが多い.
まあ,こういうものなんだが(標本空間が有限の場合はそれでよいのだが)一般の場合の厳密な定義を一応,書いておこう.
一般には確率変数も実数値をとるとは限らない(もっとヤヤコシイ空間内に値をとることもある:
例としてはブラウン運動).
しかし,そんなややこしいことは後にして,普通「確率変数」と言うのは「実確率変数」のことである.
これを定義するためにまず,可測函数の概念を導入する.
定義 1.4.1 (可測函数) 可測空間 (Ω, F