19/02/24 08:09:41.19 KMvKrCW+.net
>>364
新しい理論に出会ったとき、それを考える一つの指導原理がある
「極端な場合を考えてみる」ということ。場合によっては、極限を考えても良い
例えば、物理では、量子力学はある極限で古典力学に対応するという「対応原理」がある
ニールス・ボーアが提案した(下記)
アインシュタインの特殊相対性理論は、速度が光速より小さいときは、ニュートン力学に一致するなども同じ
これは、量子力学や相対性理論に限らず、新しい理論全般に出会ったときに試せる方法で、従来の理論の何に対応するのか? あるいは、極端な場合にどうなるか? 従来に理論と比較してどうか?
そういうことを考えることで、新理論に対する理解が深まるし、真贋も見分けやすい
自分が新理論を作るときにも、指導原理になる
これ、昔読んだ本に書いてあったことだが
で、これを時枝に当てはめたのが、>>364だ
億兆の上に京がある
100京の列を作る
1列を選ぶ。決定番号dkを選ぶ。100京の中で、最大値あるいは最小値である確率は、宝くじの1等より低い。およそ中間
よって、およそ50京の箱を的中させることができる
列は、いくらでも増やせる。当てられる箱もいくらでも増やせる・・・
で、こういう理論が、果たして真っ当な理論なのか?
URLリンク(kotobank.jp)
対応原理(読み)たいおうげんり(英語表記)correspondence principle
ブリタニカ国際大百科事典
ミクロの世界を探究するためにニールス・ボーアが提案した指導原理。
古典物理学は,マクロの世界の物理現象をきわめて正確に記述することが十分確かめられているので,ミクロの世界で説明できない現象が見つかったからといって,簡単に捨て去るべきではなく,むしろ,古典物理学では説明できないミクロの世界の現象を支配する物理法則はある極限で古典物理学に対応しなければならない,というのがボーアの考えである。
マックス・K.E.L.プランクは,光のエネルギーの値が不連続で,hν ( h はプランク定数,νは光の振動数) の整数倍をとることを示したが,光量子の数が十分大きい極限では連続とみなしてよく,古典物理学に帰着する。
対応原理は,ウェルナー・K.ハイゼンベルクが行列力学を創始したときも指導原理となった。