19/02/13 17:39:52.08 B03yN3rM.net
>>738 補足
>”aを固定しながら、aを動かします”と言っても、
>「はぁ?」でしょうね(^^
>中高一貫校になると、”それ常識でしょ”かな
>まあ、「確率変数の族」も、似たようなところがありますです、はい(^^;
補足説明を、してしまいますね
レベルの低い議論をしていても仕方ないし、
ROMさん達も、面白くないだろうから(^^
「固定」の代わりに、二つの概念を導入します
1.既定と未定
2.既知と未知
です。なお、これは数学外の常識の世界です。
確率論のテキストには、出てきません。
但し、出てこないのは「固定」も同じです
まず、例示で説明します。
・3年A組のa君、この高校では3年間で30回のテストをして、志望校を決め、合否予測をします。
・本番入試を入れて31回のテストの点を確率変数の族で表すと、x1,x2,・・・,x30,x31と書けます
・x1,x2,・・・,x30まで、終わりました。ここまでが既定です。本番入試x31の点数は未定です。2月下旬実施です。
・さて、直近の3回の試験の偏差値が、62くらい。本番志望校の合格ラインが58くらい。まあ、合格確率は高いと予想されます。
x31は、未定かつ未知です。
・本番試験が終わりました。合格発表前日になりました。x31は大学側では既定ですが、a君には未知です。いまだ、合格可否は確率の世界です。
・合格発表がありました。a君は合格でした。合否は、確率の世界ではなく、確定しました。
点数を教えてくれるというので、聞きに行きました。x31は確定しました。既定かつ既知になりました。
・x31は、既知になりましたが、確率変数としての特性を完全に失ったわけではない。
つまり、本番試験を受けた人の点数の分布から、平均値や標準偏差σを出して、x31の偏差値を計算したりできます。
つまり、x31という確率変数の背後についている分布は、既定かつ既知でも、それは失われるわけではないと理解すべきです。
つづく