20/07/10 08:11:02.55 L6LzRXiZ.net
>>664
その問題で求めているのは「全体の平均の速さ」とは違うからだよ
「風がなかったときの速さ」≠「全体の平均の速さ」
「往路の速さと復路の速さを足して2で割った値」は「風がなかったときの速さ」なので、「全体の平均の速さ」とは違ってくる
>>662でそのことを説明したつもりだったのだが
「速さの平均」が「全体の平均の速さ」にならないのは重みが違うから
「各区間の速さ」つまりはおのおの「その区間の距離÷その区間にかかった時間」で求められ、「平均の速さ」は「総距離÷総時間」で求められる
速さは時間あたりに進んだ距離だから、例えば、
集団A「30個のリンゴを15人で持っている」→一人あたりにすると2個のリンゴ
集団B「30個のリンゴを5人で持っている」→一人あたりにすると6個のリンゴ
ここで、集団AとB合わせて一人あたりにすると何個のリンゴになるのかを計算するとき、
60個のリンゴを20人で持っているわけだから一人あたりは3個が正解で、
(2+6)÷2=4(個)としたら誤りとなるのと同じこと
もっと極端に集団の人数に差を付けて考えてみる
「30個のリンゴを100万人が持っている」集団A(平均0.00003個)に「30個のリンゴを1人が持っている」集団B(平均30個)が加わっても、
平均はAの平均だった0.00003個の2倍程度にしかならず、(0.00003+30)÷2になったりするわけないとイメージ出来ないかな?