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>>509 追加
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チェス、将棋、囲碁のすべてでこれまでの最強AIに勝利した人工知能「AlphaZero」
JACKSON RYAN (CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 吉武稔夫 (ガリレオ)2018年12月10日 11時27分
(抜粋)
訓練と学習のプロセスは、グーグルの機械学習向けプロセッサ「Tensor Processing Unit」(TPU)5000基を使用し、チェスで9時間、将棋で12時間、囲碁で13日間かかった。参考までに、TPU 1基だけでも「Google Photos」で1日に1億枚以上の写真を処理できるため、AlphaZeroはかなり強大な処理ハードウェアと言える。学習完了後、AlphaZeroはAI同士の対局に臨んだ。
そして、相手をことごとく打ち破った。
この研究で独特なのは、学習アルゴリズムを「モンテカルロ木探索」(MCTS)と呼ばれる「検索手法」と組み合わせた点だ。MCTSは、囲碁AIプログラムが次に打つ手を識別する手法だ。DeepMindチームはこれと同じシステムをチェスと将棋にも使い、他の複雑な古典的ゲームにも応用できることを初めて示した。
おそらく人間のチェスプレイヤーにとって最も興味深いのは、AlphaZeroが、人間から知識を与えられることなく、これまでに見られなかった戦略や斬新な考え方を実践したことだろう。その攻撃的姿勢と極めてダイナミックな対局は、DeepMindのブログにコメントを寄せたチェスのグランドマスターMatthew Sadler氏を驚かせた。
だからといって、AIが文字通り、これまでに発明されたあらゆる対戦型ゲームで人間を打ち負かしつつあると言えるだろうか?いや、そうとも言えない。今回、DeepMindが利用した3種のボードゲームは際立って複雑だが、いずれも2人で戦うゲームであり、次の手を打つのに必要なすべての情報が常に目に見えているという点で、AIにやや有利だ。