18/10/25 23:49:57.79 AJCjq/E6.net
>>566
つづき
1.で、次ぎに定理1.7(>>558)の証明の話だが、証明の方針が間違っていると思う
ここは本人の「定理1.7 の証明のポイント」解説が下記のスレ49のNo.185にあるけど
この証明方針が間違っている・・、
というか、
これ(BN,Mのこと)「リプシッツ連続でない部分がR中で稠密な場合」には、
全く使えないテクニックだと思う
つまり、「リプシッツ連続でない部分がR中で稠密な場合」には、
ある区間(a,b)中に至るところ「リプシッツ連続でない点」(具体的には有理数点p/q)
が存在するのだから、勝手にBN,M を作っても(BN,Mが閉区間になるとしても)、
元の関数f(x)において、リプシッツ連続な区間が取れるか否かとは、なんの関係もないわけだ
つまりは、証明の方針が間違っていると思う
(引用開始)
現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む49
スレリンク(math板:185番)
185 名前:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 投稿日:2018/01/05(金)
(抜粋)
補足定理1.7 の証明のポイントはもちろん, BN,M の作り方にある.
BN,M := {x ∈ R | ∀y ∈ R [|y - x| < 1/M → |f(y) - f(x)| <= N|y - x|] }
BN,M が閉であることの証明に失敗する. ではどうするかというと,
f(xi) が出現しないようにすればよい. そのためには, そもそもf(x) が出現しないようにすればよ
い. そのためには,
x - 1/M < y < x < z < x +1/M
が成り立つようなy, z ∈ R に対して
|f(z) - f(y)| <= |f(z) - f(x)| + |f(x) - f(y)| <= N|z - x| + N|x - y| = N(z - y) (*)
という計算を行えばよい. これはつまり, 補題1.5 そのものである. これでf(x) が出現しなくなる
(引用終り)
つづく