18/10/21 09:34:40.96 8Bzz+Eyk.net
>>425
つづき
【注目すべき点】
この問題では,(カラスでない鳥)が(黒い)場合でも(白い)場合でも,命題(カラスならば黒い)が成り立つことになります.今までのどの例でもCもDも真となっています.このことは,次のようにまとめることができます.
○ 仮定pが成り立たないときは,結論qが何であっても(pならばq)の命題は真になる.
※次のような逸話と結びつけて覚えると忘れにくくなります.
論理学者バートランド・ラッセルは,「仮定が間違っていればどんなことでも証明できる」という話をしたときに「それではあなたがローマ法王であることを証明してください」と言われて,直ちに次のように答えたと言われています.
もし,2=1ならば異なる2人の人,ラッセルとローマ法王は同一の人に等しいから,ラッセルはローマ法王であることになる.
(引用終り)
つづく