現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む53at MATH
現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む53 - 暇つぶし2ch400:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む
18/10/20 07:53:53.07 qNBXE6JD.net
>>399
同意です
(引用開始)
>>13より)
定理1.7 (422 に書いた定理)
f : R → R とする
Bf :={x ∈ R | lim sup y→x |(f(y) - f(x))/(y - x)|< +∞ }
と置く: もしR-Bf が内点を持たない閉集合の高々可算和で被覆できるならば、
f はある開区間の上でリプシッツ連続である
(引用終り)
1)
定理1.7で
条件節 A:
Bf :={x ∈ R | lim sup y→x |(f(y) - f(x))/(y - x)|< +∞ }
と置く: もしR-Bf が内点を持たない閉集合の高々可算和で被覆できるならば、
結論 B:
f はある開区間の上でリプシッツ連続である
とおきます
2)
くどいが
定理1.7は、条件節 A→結論 B ”f はある開区間の上でリプシッツ連続である”です
で対偶を考えると
¬(結論 B ”f はある開区間の上でリプシッツ連続である”)→ ¬(条件節 A) です
(注:¬は否定の記号)
3)
対偶の条件節を言い換えると
¬結論 B:¬ ”f はある開区間の上でリプシッツ連続である”= ”f はどんな開区間の上でもリプシッツ連続でない”
となります
4)
よって
¬結論 B:f はどんな開区間の上でもリプシッツ連続でない
 ↓
¬(条件節 A) :条件節 Aを満たさない
となります
5)
よって
R-B_fが、有理数Q(R中で稠密)の場合には、
「¬結論 B:f はどんな開区間の上でもリプシッツ連続でない」が成立するので
「f は、条件節 Aを満たさない」となります
QED
補足
なお、これは”証明以前の論理の問題”ですね
ようやく正しい理解に、一歩近づきましたね


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