現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む53at MATH
現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む53 - 暇つぶし2ch220:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む
18/10/13 09:03:51.68 rwDJbX2Y.net
ついでに
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第 40 回全国数学教育会 20140615
命題と条件に関する教材研究 と指導の提言 -必要条件と十分の指導について-
兵庫教育大学 濱中裕明
兵庫教育大学院生 安納秀佳・寶田光太朗・森邊智美
(抜粋)
ここでとりあげる内容は、高校の数学 I の単元「命題と条件」のなかの必要条件と十分条件についてである。
実際、筆者の経験上の実感では、一般的な大学生においても「必要条件」と「十分条件」という用語に対する理解は極めて低い。
実は、今回のゼミ活動に参加した院生たち自身もその理解が曖昧であった。
しかし、逆にいえば、どうして理解がなされていなかったのかを自問自答することもできる。
本稿は、そうした研究活動のなかでなされた考察の成果についてまとめたものであり、「必要条件」と「十分条件」について、どのような理解が不足しているのか、また理解の不足の原因は何かについて検討し、それを改善するための指導の提言を目的とする。
「必要条件」「十分条件」の理解の実態としては、次のような誤解があるのではないかと考えた。
例えば、図1に示した S 社の教科書「数学 I」を見ると、必要条件と十分条件の定義の説明文の横には、「p→q」の図式があり、pとqの下にそれぞれ「十分条件」、「必要条件」と書かれている。
ここから「pが十分条件であり、qが必要条件である」と誤解してしまう傾向はないだろうか。
本来、定義の文にあるように「pならばq」が成り立つときに、pは「qであるための十分条件」であって、「qであるための」は省略できない。
つづく


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