18/01/06 12:24:44.27 sJCr7ecA.net
>>193 つづき
1)(>>190 PDFより)”有理数の点で不連続, 無理数の点で、the set of all non-Liouville numbersで微分可能、the set of Liouville numbersで微分不可(勿論リプシッツ連続ではないが連続)となるf : R → R が存在する”は正しい
2)これは”系1.8 有理数の点で不連続, 無理数の点で微分可能となるf : R → R は存在しない.”の別証明になっている
3)ところで、スレ主は頭が悪いので、定理1.7を場合分けして、”R-Bf が内点を持たない閉集合の高々可算和で被覆できる”けれども、R-Bf がR中で稠密な場合を考える。
4)これはQを想定した場合。この場合は、「f : R → R は存在しない!」が、定理1.7の直接の帰結である。
5)R-Bf がR中で稠密な場合を更に、4つに細分する
a)R-Bfが不連続、Bfが可微分(これが系1.8に当たる)
b)R-Bfが不連続、Bfが一般のリプシッツ連続(除く可微分)*)
c)R-Bfが一般の不リプシッツ連続(除く不連続)*)、Bfが可微分
d)R-Bfが一般の不リプシッツ連続(除く不連続)*)、Bfが一般のリプシッツ連続(除く可微分)*)
(注*)一般のリプシッツ連続とはlim sup y→x |(f(y) - f(x))/(y - x)|< +∞を満たすこと、一般の不リプシッツ連続とはlim sup y→x |(f(y) - f(x))/(y - x)|= +∞を満たすこと)
6)系1.8は、定理1.7中の上記a)のみ。a)のみが、既存の別証明がある。しかし、b)からd)の3ケースは、既存の証明は見つかっていない
7)で、系1.8が正しいからといって、定理1.7が正しいことの証明の代用にはならない。だから、系1.8を出発点に論じるのは如何なものかという気がするよ
以上