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- 暇つぶし2ch187:132人目の素数さん
17/10/30 06:34:18.72 iFeE//Pk.net
>>162
「現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む」氏の誤り
一 2.で「無限長になっても(有限長と)同じ。有限長さLをどんどん大きくして、
極限を考えれば良い。」と述べている。しかし、有限長では最後の箱が存在するが
無限長では最後の箱は存在しない。最後の箱の存在は極限では正当化できない。
なぜなら無限公理に反するから。無限公理の下で、「極限論法」が否定される。
二 3.で「同値類Uから貰える情報はco-tailで終わり。代表と比較しても同じ 」
とある。しかし、そもそも無限列では同値類全体に共通するco-tailは存在しない
(有限列では最後の箱の中身がco-tail) 情報は、同値類ではなく代表からもらう。
ある数列の同値類の代表元をとるには、どこでもいいからある箇所からの
尻尾をとればいい。先の「ある箇所」が、一致箇所の先頭である「決定番号」より後なら、
「決定番号~ある箇所の直前」までの情報が得られる。
これが「ふしぎな戦略」のポイント。
三 1.で「確率99/100未証明(というか、証明できない」と断言している。
しかし記事で証明されている。箱の中身Xを確率変数とする必要はない
単に選んだ列S^kの決定番号d^kと開ける箱の位置D^kとの大小関係
に関する確率が分かればいいからkを確率変数とすればいい
したがって全く初等的に証明される。
ということで、「現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む」氏の
1.無限列にも最後の箱があるんだもん!
2.同値類の代表を見たって、co-tail(=最後の箱の中身)以外の
  情報は得られないんだもん!
3.上記が成り立つから99/100なんか証明できないんだもん!
は全部却下。御愁傷様(-||-)


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