17/09/24 14:06:38.09 WNy52BWx.net
>>583 つづき
以下補足説明
<補足1:極限が存在しても、関数がその値を取るとは限らない(極限と関数との関係)>
1.極限が存在しても、関数がその値を取るとは限らない
1)下記に、面白い例がある。特に、f(x) = e^x/(1 + e^(1/x)) (x≠0) が面白い
2)下記URLに、面白いグラフがあるので、是非見て欲しい。(^^
3) x → + 0 (正の側から 0 に近づく極限)と x → -0 (負の側から 0 に近づく極限)の値が異なっている
lim (x → + 0) f(x) =0。一方、lim (x → - 0) f(x) =1。だが、x=0 では、値は取れない。
4)さて、これを使って、x = 1/n と置き換える。「x → ± 0」は、「n → ±∞ 」になる。
f(x) = e^x/(1 + e^(1/x)) (x≠0) → f(1/n) = e^(1/n)/(1 + e^(1/(1/n))) ((1/n)≠0)
lim (n → + ∞) f(1/n) =0。一方、lim (x → - ∞) f(1/n) =1。だが、(1/n)≠0つまり(不正確な記法だが)n=±∞ では、値は取れない。
5)繰返すが、”極限が存在しても、関数がその値を取るとは限らない”。そして、”n=±∞ では、値は取れない”
6)実際、f(n) =1/nで、lim (n → + ∞) f(n) =0。だが、∀n∈Nの範囲では、f(n) >0であり、”=0”は実現できない
URLリンク(excelmath.atelierkobato.com)
不連続な関数 Excel VBA 数学教室 2016/6/14
(抜粋)
f(x) = e^(1/x) (x ≠ 0)
f(x) = e^x/(1 + e^(1/x)) (x≠0)
(引用終り)
つづく