17/08/26 09:53:35.78 rK9paIyp.net
>>25 つづき
さて、この測定器の測定誤差の物理的な由来はなんだろうと分析してみると、非平衡状態における、量子干渉電流の揺らぎであることが分かった。
そしてそれが、この測定器に限らない、一般の量子干渉デバイスの原理的な性能限界を決めることに気づいた。
ちょうど熱力学が熱機関の原理的な性能限界を決めるように、量子論が量子干渉デバイスの普遍的な性能限界を決めるのだ。
そしてこれは、非平衡状態における揺らぎが関与するので?4)、非平衡統計力学の基本的問題にも関わっていた。
この、応用から基礎物理学の広い範囲にわたる壮大な繋がりが見えたとき、私はようやく、自分が興味を持てる研究対象を発見したと感じた。
私が興味があるのは、物理学のどの分野なのかとか、純粋物理のテーマなのか応用物理かというような、社会的な(?)ことを一切無�