17/08/26 09:47:42.72 rK9paIyp.net
>>19 つづき
(睡眠はしっかり8 時間とった)。それでも田舎では十分で、成績が上位になった。それで、小学生の頃から科学や科学者に興味があった私は、東京大学に進学することにした。
だから、3 年生になったら、生まれて初めて受験勉強をした。夏休みには、東京の大手予備校の夏期講習も受講した(でも、なぜか、総武線沿いの駅前でパチンコをしていた記憶もある…父上母上ごめんなさい)。
なお、東京の人たちには、「なんで真夏に信州からこのくそ暑い東京に出てくるんだ?」と笑われたが、実は真夏の善光寺平は江戸よりも最高気温が高く、それゆえに美味しい桃
が採れるのである。
過去の入試問題を解いてみると、京都大学の入試の数学の問題が、力ずくで解くようなものでなくアイデア次第で簡単かつ綺麗に解けるようになっているのが気に入って、「自分は京大向きなのでは?」と思いはじめ、一度は京都大学に行こうと決心した。
ところが、仲の良い友人が東大の方が良いと固く信じていて、さかんに東大を薦めてきた。
田舎者ゆえに、私はそれを鵜呑みにして東大に進学したのだった。いい加減なものである。
もちろん、自分にとって京大に行った方がよかったのかどうかは永遠の謎であるが、次節に述べるようなことを考えると、その方がよかったかもしれないと思うこともある。
なお、心配したとおり、入試の数学では、変な立体の体積を力ずくで計算するという、京大ではありえない問題が出て、数学の結果は綺麗な数になるはずだと信じていた私は、その問題が解けなかったことを告白しておく。
(正解は汚らしい数だった。そんなもん解けるか!)
つづく