17/08/27 14:43:54.00 1CP0LksB.net
かつて京都賞の受賞者を推薦する機会があって、何時も傍で見てた大数学者のGromovを推
薦したんです。それこそ「必死でレポートを書いた」っていう記憶ですわ。でもその推薦書を投
函した『その瞬間』に「アッ、シマッタ!Weilが先だった!」って気付いて凄く後悔した事があり
ます。でもその顛末ですが:
1.その回はちゃんとWeil先生が京都賞を受賞なさって、私はホッと安堵した。
2.審査委員長だった(?)砂田さんから「貴方の意見は正しい」とか言われた。
3.後日にちゃんとGromovも京都賞を受賞した。
という様な事がありましたね。
この時の私の判断基準として「GromovはFields賞を貰ってない」というのがあっったんですが、
でも『そんなツマラン事を理由にしたら絶対にダメ』という事をこの時に学習しました。(彼は後
日にAbel賞も受賞した。)この件があって以来、私は自分の意見を他人に対して申し述べるの
が完全に嫌になってしまい、それ以来は『自分の意見を申し述べるのは自分に対してだけ』
にしてます。
私は「他人に自分の事を決められるのが大嫌いな人」であり、コレがフランス人的なんだと思
いますね。でも私は『他人の事を決めるのはもっと嫌』ですけどね。
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