17/08/11 17:58:05.24 kBKitef2.net
前スレ>>681
¥さん、いつも御説を興味深く拝読させて頂いております。
> ★★★『第一次大戦後に欧州列強が中東やアフリカで引いた超人為的な国境線:
> 代数はココまで、幾何はソコまで、ほんで解析はアッチ、物理は向こう岸』★★★
> みたいな。こんな馬鹿な事をしてたらアカンですよ。
これに関連して言わせていただくと、さらに純粋と応用(日本だと理学部の学科内容から排除して工学部の学科でやらせるような)とを分けて
応用をずっと低レベルのものとして軽んじるというのも日本の象牙の塔の連中が持っている馬鹿げた差別意識ですね。
こういうことをやっているから、純粋のほうが段々と社会から遊離して存在価値や研究する意義を認められなくなっているのだと思います。
それが現在の日本での理学系の閉塞感の真因の一つではないでしょうか?
その点、対極にあったのはソ連の数学者や物理学者ではないでしょうか?
ソ連の場合、冷戦下という事情もあり、研究者の貢献すべき最終目標として、国防(軍事)が明確に設定されていたからかも知れませんが。
ポントリャーギンなんか日本の純粋数学の人は絶対にしないであろう最適制御の仕事をしているし、
場の量子論の大家のボゴリューボフも完全に工学的な非線型振動の有名な教科書を著しましたし。
日本の超一流の純粋数学者や理論物理学者がそういう仕事をする姿など想像もつきません。