現代数学の系譜 古典ガロア理論を読む37at MATH
現代数学の系譜 古典ガロア理論を読む37 - 暇つぶし2ch97:現代数学の系譜 古典ガロア理論を読む
17/08/02 19:55:03.60 ZzdgHR/Z.net
>>84
¥さん、どうも。スレ主です。
あまり、そういうプロ研究者の深い話は分からないのですが(^^
コンヌ先生の名を聞いたのは、いつだったか
覚えているのは、フォンノイマン環の分類で、富田竹崎理論を完成させたという話しだったような
ああ、下記にありますね。日本人がやっていたのに、最後の仕上げを、コンヌ先生にやられてしまったみたいな書き方だったな~
でも、その後は(最近まで、あまり知らなかったのですが)、フィールズ賞の後も、いろんな分野で重要な仕事(例えば「非可換幾何」の構築とか)をされた
最近でも、黒川先生が書いていたのが、リーマン予想の話でしたね
知れば知るほど、すごい人だなと思います(^^
URLリンク(ja.wikipedia.org)
(抜粋)
作用素環論とは、作用素環とよばれるクラスの位相線型環を主に研究する数学の分野である。研究対象の直接的な定義からは複素数体上無限次元の線型代数学と言え、普通関数解析学に分類されている。
しかし、その手法や応用はいわゆる代数学・幾何学・解析学の諸分野に幅広くわたり、アラン・コンヌが提唱する非可換幾何の枠組みを与えていることでも特筆される。
1930年代のフランシス・ジョセフ・マレー(英語版)とフォン・ノイマンのフォン・ノイマン環に関する一連の論文や、1940年代のイズライル・ゲルファントとマルク・ナイマルク(英語版)によるC*-環に関する研究が作用素環論の始まりだといわれている。
可換環と局所コンパクト空間の圏の同値性を与えるゲルファント・ナイマルクの定理はアレクサンドル・グロタンディークによるスキームの概念にも影響を与えている。1970年代に冨田・竹崎理論を駆使してコンヌが III 型フォン・ノイマン環の分類をほぼ完成させた。
1980年代にはヴォーン・ジョーンズによって部分因子環 (英: subfactor)の理論と、その派生物としてトポロジーにおける結び目の不変量を与えるようなジョーンズ多項式が得られた。一方で作用素環はそのはじめから数理物理(特に量子力学)の定式化に使われることが意識されており、現在でも物理学とのあいだに活発な交流がある。
日本の作用素環論の研究者で1994年以降、ICMで全体講演をしたものはいないが、招待講演者の中には小沢登高、泉正己がいる。
(引用終り)


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