17/07/17 15:15:11.45 wbWSYWVZ.net
>>324 つづき
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細胞から個体へ - 脇道から到達した発生生物学の本流 竹市 雅俊 理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター長 JT生命誌研究館 季刊 「生命誌ジャーナル」51号 2006
(抜粋)
05 本流から脇道へ
細胞分化に比べると、細胞の接着なんて、発生学ではマイナーと言ってよいテーマです。いわば自分から足を踏み外したわけですが、きっと新しいことが見つかるに違いないと思っていたし、精神的にはほっとしましたね。
自分で培養皿の細胞を見ていて気づいた接着現象ですが、もともと岡田先生は、腎臓をばらばらにした後の細胞の再集合・選別という先駆的な研究をされていました。
生物物理学教室時代になっても大学院生の高橋さんが細胞集合実験をやっており、問題意識が継続していました。先生の経験と興味があったが故に、方向転換を応援してくれたのだと思います。僕が細胞接着現象に興味を持てたのも、岡田研にそのような研究史があったからでしょう。若い時の環境というものは大切ですね。
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本庶 佑(ほんじょ たすく、1942年