現代数学の系譜 古典ガロア理論を読む35at MATH
現代数学の系譜 古典ガロア理論を読む35
- 暇つぶし2ch247:F を省略して(Ω, P) と書いた.しかし,Ω が無限の場合はF として色々な可 能性がある.そのため,どのようなF を考えているのかを明記する必要があるので,確率空間として(Ω,F, P) と 書くのである.以下ではΩ が有限の場合でも形式的に(Ω,F, P) と書くことが多いが,その場合でも(おそらくい つでも)F はΩ の部分集合全体と解釈する. 1.3 事象の独立性と条件付き確率 標本空間が有限の場合にはまず「事象」について「独立性」「条件付き」を考える方が直感 的であると思うので,ここに載せることにした. 定義1.3.1 (独立な事象) 確率空間(Ω,F, P) 中の事象E,F ∈ F が, P[E ∩ F] = P[E] P[F] (1.3.1) を満たすとき,F とE は独立な事象であると言う. 日常言語で言えば,E とF が独立とは,E とF の起こり方が無関係(F が起こっても起こらなくても,E の 起こり方には影響がない)と言う場合にあたる. (引用終り) つづく
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