17/01/02 19:55:48.57 VW7bBLUp.net
スレリンク(math板:282番)
>ここで測度論的と言うのは、決定番号dの確率測度を実数列の初期分布から求めることを指しているけど。
「決定番号dの確率測度」はgame1(のプレーヤー2が勝つ確率の計算)とは無関係というのが、私の答えです。
「決定番号dの確率測度」は、別のゲーム
GAME-A: プレーヤー2が開けない列を選んでから、プレーヤー1が実数列を選ぶ
GAME-B: プレーヤー2が箱を開けようとするたびプレーヤー1がその箱の実数を選ぶ
などには関係するでしょうけど。
ここで重要なのが、確率的選択の順序です。
いっぺんに言おうとすると長くなりそうなので要点だけ言うと、
確率的選択の順序によって、確率を求める積分の順序がかわります。
普通の確率での事象は可測なので、フビニの定理から積分の順序によらず積分値は同じですが、
このゲームの場合、プレーヤー2が勝つ事象は非可測なので、積分の順序によって積分値が変わってもおかしくありません。