17/01/11 22:20:40.42 KPm59Hzl.net
>>54
確率的選択の順序を意識的無意識的に入れ替えてしまいがちだというのは、
そうしても、(s,k)∈Ωの選ばれ方(確率分布)はμ×νで変わらず、(s,k)∈Ωが同じなら勝ち負けも変わらないから、
確率も変わらないと思ってしまうのか、
あるいは、普通に扱う事象は可測で順序を入れ替えることができるから、
それがいつでもできると思ってしまっている、または順序自体意識しないのでしょう。
人は正しいかどうかを複数の方法で確かめようとするので、論理的な証明があっても、別の方法、
この場合、独立性という使いやすいものがあるので、それを使ってみようとするのかもしれない。
「中身を当てる箱が他の箱と独立だから当てられない」とする論法は、
中身を当てる箱を開ける直前に中身の実数を選ぶ(GAME-Bのような)ことに相当するわけですが、
順序を入れ替えたということに気づいていないように思います。
また、GAME-Aを例に選んだのはGAME1との関係で説明しやすく、決定番号の確率分布も考えられるからです。
GAME-Bは当てられないことが明白だから。
当てられる確率が0という人はGAME-Bに相当する上記のようなことを考えているのはないでしょうか。
言い忘れていたと思いますが、確率的選択の順序は箱にもあって、GAME-AとGAME-Bはそこが違います。
GAME-AとGAME-Bは両極端であって、当然他のものも考えられます。