16/12/23 12:00:19.28 5O/87XDw.net
>>519
>P20 2.2.3 に、”Tsallisの非加法的エントロピ-”が出てきて、それが、q-解析(量子解析)と関係しているとある!
昔、神保 道夫先生の量子群 q変形(q-analog)の記事を読んだときに、「量子群」は単なる命名で、本当に量子力学と関連してくるとは見ていなかったけど・・
こんなに物理の最先端と関係してくるとは予想外だ
URLリンク(ja.wikipedia.org)
神保 道夫(じんぼう みちお、1951年11月28日 - )は日本の数学者。立教大学理学部教授。
経歴
佐藤幹夫の弟子で、佐藤の代数解析学を数理物理学に応用。特に可解格子模型、可積分系で多くの業績がある。言語学者の神保格の孫にあたる。
可解格子模型の研究、ヤン・バクスター方程式の代数解析的研究から、ドリンフェルドとは独立に量子群 (カッツ・ムーディ リー代数の普遍包絡環のq変形(q-analog)したもの) を構成した。
三輪哲二と多くの共同研究を発表しており、三輪-神保の τ -関数の構成、XXZ模型に関する貢献、パンルヴェ方程式の可解格子模型の相関函数への応用、楕円型量子群の構成、共形場理論、qKZ方程式、KdV方程式等において業績がある。
学歴
1974年 - 東京大学卒業
1976年 - 京都大学大学院修士課程修了
1986年 - 京都大学論文博士
受賞・講演歴
1987年 - 日本数学会秋季賞:数理物理学に関する代数解析学的研究 (三輪哲二と共同受賞)
1990年 - ICM(京都)招待講演
1993年 - 日本学士院日本学士院研究賞:可解模型と量子群の研究
2000年 - 朝日新聞社朝日賞:可積分系の代数解析的研究 (三輪哲二と共同受賞)
2013年 - ハイネマン賞数理物理学部門:量子群・代数解析学・変形理論を用いた、可積分系と統計物理学・場の理論における相関関数の発展に対する深い研究 (三輪哲二と共同受賞)