16/09/10 02:42:56.65 y7oy2hRC.net
>>496
箱をわざわざ持ち出したのはGame2と対比したかったからです。
無限個の箱を使おうが、無限個の数字を直接一つ一つ伝えていこうが、
ボブはいつまでたっても無限小数を最後まで見通せない。
(なぜか? 見通せないという仮定で>>491を書いているからですw)
有理数q(の分母分子)を直接伝えないかぎりボブにはqが分からない。
ある無限小数が目の前にあり、それが有理数だと教えられても、
小数の桁すべてを見通すことができないので、人間はその有理数を確定できない。
そういう『現実性』を仮定すればGame2は成り立たないことになる。
しかしその現実性は普段親しんでいる数学とはあまりにもかけ離れている。
だけど現実世界を考えれば逆だよね。
無限の実在をそうやすやすと認めるわけにはいかない。
我々は無限の概念には慣れっこになっているけど、
しかしその無限はGame2のような信じがたい事実も導く。
その戸惑いを>>491で吐露したまでです。
> 箱を使う場合のバリエーションとしてボブはアリスが選んだqを当てる前に箱の中身の
> 全てが正しい数字かどうかをアリスに1箱目から順次すべて開けて確認させれば良い
> アリスの確認終了後にボブはアリスが選んだqを当てる
"全て"の確認を終了する、なんてことは出来ないと>>491では仮定しているのです。