16/09/08 01:14:58.84 jvxwGRnf.net
>>484
結論として、規格化できないqの分布を暗に考えてしまったことが
私の誤解のもとだったのかなと思います。
dが確率変数にならないことを示すには、Taoが考えたように可算無限の事象
(全事象とは限らない)が等測度で現れること、あるいは別のなんらかの
規格化できない分布を仮定しないといけないかもしれない、と思いました。
正直言うと心から納得できたわけではなく、部分集合の可測性が保証されているという
事実をもとに論理で納得しているだけなのですが。
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確率が計算できないから数学的に戦略は不成立(または成立不成立を議論できない)
という意見が以前にあった(確率という単語に惑わされた部分もあった)。
貴方はそれとは真逆で、
数学的には戦略は成立する。
実際にはできない『同値類の決定』が人間の直感を狂わせる"パラドックス"の本質。
確率測度が計算できないことは付随的なものである(cf.Game2)
と考えているように見える。この意見はとても面白く、本質を突いているかもしれない。
これまで私はGame1でもし確率測度が計算できるとしたら(この仮定に意味があるのか
分からないが)、おそらくその結果は戦略不成立を示すだろうと考えていた。
しかしその想像の根拠は失われたように思う。
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