16/08/26 23:15:14.05 zB1c7eOp.net
>>247
どうも。スレ主です。証明おじさん、ご苦労さん。覚醒まだまだかい?
>>結局スレ主は、Q^N/~における代表系を(選択公理無しで)どうやって構成すると言ってるの?
(前スレより引用)
779 自分返信:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む[] 投稿日:2016/08/13(土) 15:29:04.41 ID:OzAMei2D [6/18]
>>778 つづき
<最初にお詫びです。>>719で
「箱がたくさん,可算無限個ある.箱それぞれに,私が”有理数”を入れる.」とすれば
↓
「箱がたくさん,可算無限個ある.箱それぞれに,私が”自然数”を入れる.」とすれば
に簡略化再変更します。(実数から”自然数”に落としても、確率99/100辺りのロジックは変わらないだろうから)>
(ここらは、>>770のTさんの発想に似ているが)
1.さて、従属選択公理はまだ十分理解できていないので、可算選択公理を採用します。
2.まず、話を簡単にするために、Q^N/~→X^N/~ such that X={0,1,・・・9} とします。要するに、10進数のコーシー列にモデルを縮小します。
(~の同値類は、時枝記事>>34-35による。)
3.つまり、可算無限個の箱の列に0から9の数字を入れます。
列の頭に、小数点が存在すると仮定すれば、可算無限個の箱の列は、半開区間[0,1)の実数と対応します。
(極限 0.999・・・=1 を含めれば、閉になりますが、本論には無関係で無視します。)
4.とすると、X^N/~ such that X={0,1,・・・9} は、これはヴィタリ集合類似
( ヴィタリ集合 URLリンク(ja.wikipedia.org) )
5.違うのは、ヴィタリ集合が 「選択公理によって [0, 1] の部分集合で、R/Q の代表系になっているものを取った集合」であるのに対し、X^N/~は「半開区間[0,1)の実数の有限小数の集合による商集合 」です。
つづく