16/07/18 08:11:46.45 2+E02pBT.net
>>150 つづき
<結界3>(選択公理について)
1.>>148の
> 直接扱えるとすると
> 0 < 1-(1/2) < ... < 1-(1/n) < ... < 1 < 2-(1/2) < ... < 2-(1/n) < ... (< 2)
> のような可算無限個の数でも順番を変えないでそのまま箱に入れることができる
>
> 有限を介した場合は上の可算無限個の数は以下のように
> 0, 1, 1-(1/2), 2-(1/2), ... , 1-(1/n), 2-(1/n), ...
> 順番を変えて箱に入れることになる
は、選択公理を仮定すれば、どちらも可能だよ。(選択公理と等価な命題:整列可能定理 任意の集合は整列可能である。 URLリンク(ja.wikipedia.org))
2.そして、時枝は「非可測な集合をこさえるには選択公理が要る(ソロヴェイ, 1970年)から,この戦略はふしぎどころか標準的とさえいえるかもしれない. しかし,選択公理や非可測集合を経由したからお手つき, と片付けるのは,面白くないように思う」>>35 としている
3.だから、時枝記事では、そもそも選択公理は仮定されているんだ
4.結局、「確率変数の独立性というのは,可算族に対しては(1)も(2)も同値となるので,”確率変数の無限族の独立性の微妙さ”などと時枝氏は言ってるが,これは全くの的外れ"だと」>>141 (可算選択公理が使えるし、選択公理自身も時枝記事内で仮定されている)