16/05/14 13:26:50.05 t3S0NT98.net
>>91
どうも。スレ主です。
おっちゃん、レスありがとう
おっちゃんらしい、するどい突っ込みやね(^^;
が、多項式環と辻下先生を引用したのは、それに対する対抗策なんだよ
1.まず、多項式環。おっちゃん詳しいかい?
”多項式環R[x]”では、URLリンク(ja.wikipedia.org) では
属する多項式f(x)の次数をnとすると、nは有限ではあるが、一方任意に(いくらでも大きく)取れるという性質を持つ
で、多項式f(x)の次数n→+∞とすることは、よほど注意しないと御法度なんだ(多分普通にn→+∞とすると矛盾が起きる)
一方、nは、任意に(いくらでも大きく)取れる。必要なだけ大きく出来る
これは、まさに、下記の辻下ワールドでは?
2.辻下ワールド
「有限/無限、連続/離散の二分法が消滅する。」 URLリンク(ac-net.org) 「2012年度 神戸大学大学院 集中講義」 ( 不定性を保ったまま無限を扱う方法 )
「[1.8.5] ・実数概念が不定になる(無限数列の意味が不定になる)」"10月 4日 序:複雑系と不定性"より URLリンク(ac-net.org) 1999年度後期北大大学院講義
いや、おっちゃんに言いたいのは、おっちゃんの証明を否定しようというのではないんだ
問題は、時枝のいう>>7「(1)無限を直接扱う,(2)有限の極限として間接に扱う,二つの方針が可能である.」に加えて、辻下ワールドみたいなのも可能かなと
もっと、大きな論点は、時枝解法の>>4-5が、「(1)無限を直接扱う」の立場を採用しているんじゃないのか?
対して、>>78の立場は、”時枝の箱の列←→形式的冪級数の集合R[[x]]”と”多項式環R[x]”による類別というモデルでもって、”(2)有限の極限として間接に扱う”を曲がりなりにも実行した
で、おっちゃんの「極限 lim_{n→+∞}N_S(w,n) を考えると、上と同様にして矛盾に導ける」>>91は、上記「実無限と可能無限によるカントールの対角線論法の考察」>>90の実無限の世界で矛盾になるということか
それは、「(1)無限を直接扱う」の立場を採用しているんじゃないのかい? それは、一つの立場だろうが
そこらが時枝記事のなぞかけかなー、数学的構造(トリック)が結構深いね