16/06/11 09:42:09.36 S8u3bicV.net
>>514 つづき
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現代確率論の起源,形成および発展(I) : 特に確率過程論におけるこれらの歴史的背景とイノベーション理論 (数学史の研究) 阿部 剛久 数理解析研究所講究録2012
(抜粋)
2.ホワイトノイズ解析関係:
飛田のそれまでのブラウン運動に関する総合的仕事は1975 年の日本語版著書
(1980 年英語版) にある.ここまでの研究は飛田にとって確率解析へのきわめて基本的な仕事であった.
それ以後は,確率解析の現今最も基礎的理論の一つとして中心的かつ広大な応用域への適用性など,そ
の存在は,かつてなかったほどに優れた研究者たちを魅了しているホワイトノイズ解析にあると云っても
過言でないであろう.飛田の場合は,たとえば1993 年の[11] はこの分野の代表的仕事の一つである
と考えられる.現在も本テーマの研究に精力的に活動中の飛田はこの確率解析の最大のパイオニアの一
人とみなされる.