16/05/28 05:55:05.27 jEjz5PPC.net
>>305 つづき
さて、
1.ペアノ算術(PA)から、自然数の集合の濃度が、可算無限であることが証明されるという。ここは、いいだろう
だから、普通の帰納法で、可算無限までは到達できると
2.多項式環R[x]においては、nの扱いは抑制的で、「多項式には項の数が有限しかないこと、つまり十分大きな k (ここでは k > m)に関する pk はすべて零であるということは暗黙の了解である。」と>>78。しかし、nに上限はないことを注意しておく。
だから、多項式環R[x]のベクトル空間の次元は、可算無限>>125であることも注意しておく
3.ところで、「√2と、√2に収束するコーシー列(無限列=有限列の極限)の同一視」を拒否したとする。
つまり、いくらでも近づくが、決して等しくならないと
その立場では、簡単に(√2)^2=2と書くことはできない。つねに注意書きが必要だ。「いくらでも近づけられる数列」だが、一致はしないとか?
でも、なんか変だね
4.仮に、時枝の定義:「確率変数の無限族は,任意の有限部分族が独立のとき,独立,と定義される」で、”無限”の扱いが上記3だとしよう
その立場を貫徹するなら、>>3の無限数列のしっぽによる同値関係での類別が、あまりに軽すぎでは? この同値関係での類別こそ、”(1)無限を直接扱う”では?
5.いわゆる、ダブルスタンダード。そこ(とくに”無限数列のしっぽによる同値関係での類別”)が、時枝パラドックスの根源だと思う。このパラドックスの意味は、「論理的な矛盾」>>228だということ