現代数学の系譜11 ガロア理論を読む19at MATH
現代数学の系譜11 ガロア理論を読む19 - 暇つぶし2ch324:ロする傾向があるように見受けられる.」 「もちろん,PA およびその帰納的な拡大では不完全性定 理によって超準モデルの存在が排除できない.従って,標準モデルを指定するためにはω-規則や二階古典論理の採用など,算術を越えた手法が必要となる.」 「自然数と計算を形式化した体系は,PAのような古典的な算術体系以外にも,λ-計算や非古典論理上の算術体系など,数多く存在する. そして,それらの体系の中には,数学的帰納法を仮定すると矛盾を導くものさえ存在する. 数理論理学者にとって,どれが「本当の自然数論の体系か」という問は意味をなさず,それらの諸体系間の相対的な関係(特に相対的無矛盾性)が考慮の対象となる. また,自然数の標準性という概念はモデル相対的なものであり,標準数は超準数に比べて特別な地位を持つわけではない.」 (引用おわり)




次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch