16/05/22 16:03:37.61 BRNV70yy.net
>>263
まあ、そういう病的な例を除いて考えれば、
>「私」が数列空間 R^N を取る。
>次に、第k項以降が同じ部分列 {a_m} (m≧k) となるような R^N の部分集合Aを取る。
>ここに、A は非可算集合であることに注意しよう。
>A の任意の部分列 {a_n} を非可算個取って、「あなた」に渡し、{a_n} の部分列 {a_m} を当てさせる。
>もし、{a_m} を当てられたら「あなた」の勝ちで、外したら「あなた」の負け。
>このとき、「あなた」が勝つ戦略はあるか?
となる。この類のゲームは、「あなた」が当てるべき非可算無限個の箱の中身つまり {a_m} の全体が、
「私」から与えられた時点でただ1つの部分列 {a_m} と決まる。
だから、この場合も必然的に「あなた」が勝つようなゲームになる。
ただ、平面 R^2 の2次元の部分集合の濃度は非可算で、「あなた」に当てさせる {a_m} の取り方は、
「私」側にとって非可算無限通りある。ε>0 は任意とか書き出したりすると、表現がおかしくなる。
だから、この場合も、「あなた」が勝つ確率は、ぼかして書けば、1-ε となる。