16/04/30 17:25:03.07 I49UiG33.net
質問者のレベルを考えると、この話題を出すと混乱すると思うので、あえて避けて
いたけど、やっぱり書いておこう。通常、数学的帰納法で証明するのは、{a(n)}の
与えられているとき、そのn項までの和の式の正しさの証明、というようなものだ。
しかし今回は、和の式に相当する関係式が与えられていて、その n項目に
ついて、a(n) = n となることを証明しろ、ということ。この a(n) = n が、
和の関係式の必要条件なのか、十分条件なのか、あいまいだ(a(n)>0 の条件が
与えられているので、必要十分条件として求まる)。
通常の、和の式なら 1通りしかないのはあたりまえなので、数学的帰納法で
は十分性のみチェックすればよい。>>175の証明はそのようなものだ。
しかし、もし a(n) = n を必要十分の立場から検討するとすれば、>>169 のような
たどたどしいものになる。
この問題が通常の数学的帰納法と異なるのはこのくらいのことで、質問者のいう
n≦k の場合について証明されていないウンヌンは、それは嘘でしょう。