16/01/28 22:00:18.25 EvTEb1Mu.net
>>82-83
>これ、時枝問題を考えるときの大きなポイントだと。決定番号もn→∞を考えるべし
>確率を高めるための代償が、決定番号Dの期待値が、その取り得る上限に近づくということ
直径1cmの球がちょうど1つ入る太さの筒がK本あり球の総数をN個として各筒にそれぞれ
好きなだけ入れる
この時点では筒にカバーがつけてあり中身は見えないので球の個数は分からないとする
さて筒を1本選びその中の球の個数をH1としよう
残りのK-1本の筒のカバーを全て外してそれぞれの球の個数を測定してその最大値を
Hmaxとする(Hmax = max{H2, H3, ..., Hn})
H1がHmax以下になる確率は?
>無限大の極限操作になれていないと見える (前スレのスレ主の書き込みより)
仮にあるMという数が指定された場合でもNを増やせばHmax > Mなどと出来るという
だけのことでNを増やせばHmaxやH1は大きくなるが「確率を高めるための代償」ではない
>「できすぎた話」
>確率99%だ、確率1-εだと
>でも、「裏」がある!
>裏を知らないと、「使える!数学」の実力はつかない
>「使える!数学」。でも、実用としては、時枝解法は使えません。
例えば100個の製品からランダムに1個抜き出して残りの99個の検査を行い不良品でないことが
分かった場合には抜き出した1個も検査にパスすると考えるのが普通
実用的には少数のサンプルをランダムに抜き出して検査するわけだがその場合でも確率が
高くならないと検査の結果は信頼できないでしょう