16/01/01 08:19:58.11 I5+SyW9z.net
>>550
TAさん、どうも。スレ主です。レスありがとう
>Dが大きいほうがプレイヤーは運が良いと感じるはずだ(あくまで気分の問題だが)。
>なぜなら数字を当てるには第k列の決定番号がD以下でなければならないからだ。
>運悪くD=1だったらもう絶望的。Dが大きければ大きいほど(気分的には)ラッキーなのだ。
良いヒントですね(^^;。で、
”時枝先生の記事で、最初の問題>>549
「可算無限個ある箱の中に実数があり、一つ以外は全部開けて、残り一つの数字を当てることができるか」という出題
を
条件は同じで、「箱を1列に並べ、当てたい箱を列の先頭にするという条件で、ある番号D+1以降の箱を空けて良い」という問題に変えて見よう
そして、「一方で、実数からなる数列R^Nを同値類で類別して、代表と決定番号なる概念を整備しておく」>>546も、同様とする
1.1列に並べた数列が、実数からなる数列R^Nを同値類のどれかに該当し、集合R^Nは非加算無限を、認めることとしよう(証明は略すという意味)
2.そうすると、1列に並べた数列の代表rの決定番号(=1列に並べた数列と代表数列rのシッポがどこから先一致するかを示す番号)をdとして、dの範囲は1~無限大(つまり自然数Z全体?(集合論的にはもっと大きいかも?)。それは、TAさんもどこかで書いていた通り)
3.先頭の箱を当てるためには、決定番号d=1でなければならない。だが、d=1の確率は無限小
(確率計算のために、決定番号dの取り得る範囲が1~100としよう。そうすると、d=1の確率は1/100。だが、範囲が∞なら、確率1/∞。)
4.これが、時枝トリックの一番のキモだろうか