15/12/29 17:57:59.93 938Krh4c.net
>>460 つづき
だまし絵をよく見ておこう
非加算無限ある実数を入れた箱が、可算無限個用意されている。その中の一つに入っている数を当てる問題。どの箱の数を当てるかは解答者が選べる。そして他の残りの箱は全て開けて良いという条件。
が、ここで考えてみると、解答者が選んだ箱と、残りの開ける箱とは何の相関関係もない。かつ、実数は非加算無限で、箱は可算無限だから、解答者が選んだ箱の数の可能性は、開けた箱に入っている数からは絞り込めない。だから、原理的に一つ残る箱の数の可能性は無限大のまま
これが、だまし絵の原図だ
それを、時枝先生は、箱の無限数列と、実数からなる数列R^Nのしっぽから先の同値類と、商集合R^N/~と、代表元と、決定番号と、1/100の確率と
いろいろロジックのマジックをつかって(おやじぎゃくです)、エッシャーもどき
時枝先生、お見事です!(TVで聞いたようなせりふだが・・・)