現代数学の系譜11 ガロア理論を読む17at MATH
現代数学の系譜11 ガロア理論を読む17 - 暇つぶし2ch490:132人目の素数さん
15/12/29 21:57:49.63 wFiw93qO.net
>>464
スレ主の誤解が決定的なのはこのレスだ。逐次コメントする。
> 1.ある有限の数Dが決まったあと、第k列のD+1からシッポの先を開けて、属する類が決まり、代表が決まる
この理解は正しい。
> 2.では、この代表とは? 無限の先のしっぽで決まる類だから、この類には無数の元が属しているはず。代表はそのうちの任意の一つでよい
この理解も正しいが、代表元は箱を開ける前に選択公理によって選ばれていることに注意。
> 3.そうすると、代表元の候補は無限にあり、決定番号も無限の可能性がある。ある有限の数Dより小さい可能性は無限小
ここがまったく違う。記事を理解していない。
スレ主の言っていることは次とほぼ等価だ。
「第k列のD番目の箱の中身は無限の候補がある。だから当てられっこない」
つまりスレ主の考えている確率というのは、
「箱の中身は無限の可能性があり、正解は1つ。よって確率は1/∞。」
しかしそうじゃない。記事の確率計算はそのような確率を扱わない。
記事の戦略を再び書く。確率計算は下記の(4)だ。
(1)100個の無限列を作る。
(2)各々の列は決定番号をもつ
(3)第k列以外の99列の箱をすべて開けることで99個の決定番号を得る。この最大値をDとおく。
(4)第k列の決定番号がD以下となる確率は99/100。
(5)第k列のD+1番目以降を開ける。これにより第k列が属する類が決まる。
(6)属する類の代表元のD番目の数字が第k列のD番目と一致する確率は99/100である。
スレ主は上のどこが間違っているのか明確に言わなければならない。


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