15/12/06 10:35:52.81 nAIWzbvn.net
>>219
何が言いたいのか全然わからん。もう面倒くさいから証明形式にする。
>>203の書き方ができることを以下で証明する。示すべきは
>Q(S)={ g(s_1,…,s_n) / f(s_1,…,s_n)|n≧1, s_i∈S は全て異なる, f(X_1,…,X_n),g(X_1,…,X_n)∈Q[X_1,…,X_n], f(s_1,…,s_n)≠0 }
という書き方である。"⊃" は明らかだから、"⊂" のみ示す。
α∈Q(S) を任意に取る。α=b/a を満たす a,b∈Q[S] が取れる。>>214の
>Q[S]={ f(s_1,…,s_n)|n≧1, s_1,…,s_n∈S, f(X_1,…,X_n)∈Q[X_1,…,X_n] }
という表現により、
a=f(s_1,…,s_n), b=g(r_1,…,r_m), f(X_1,…,X_n)∈Q[X_1,…,X_n], g(X_1,…,X_m)∈Q[X_1,…,X_m]
と表せる。ここで、s_1,…,s_n,r_1,…,r_m 全体の中から異なる元を全て選び出し、適当に番号をつけて
t_1,t_2,…,t_d とでもしておく。このとき、ある F(X_1,…,X_d), G(X_1,…,X_d)∈Q[X_1,…,X_d] が存在して
f(s_1,…,s_n)=F(t_1,…,t_d), g(r_1,…,r_m)=G(t_1,…,t_d)
と表せる(ほぼ自明)。よって、α=G(t_1,…,t_d)/F(t_1,…,t_d) と表せる。
まとめると、次が言えたことになる。
任意の α∈Q(S) に対して、ある d とある t_1,…,t_d∈S と
ある F(X_1,…,X_d), G(X_1,…,X_d)∈Q[X_1,…,X_d] が存在して
α=G(t_1,…,t_d)/F(t_1,…,t_d) と表せる。
よって、"⊂" が成り立つ。
以上より、>>203の書き方は「できる」。