15/09/23 14:37:40.84 pD2cR+0b.net
>>485
シュワルツの分布は、元はδ関数とか、微分出来ない関数を扱う必要に迫られて、
偏微分方程式を解くために開発された。その後、偉大なお方は、シュワルツの分布の定義に
違和感を覚え、独自に、最初から代数的な超関数の理論を組み立てた。関数解析というより、
複素解析的要素が強い。なので、代数解析の元の1番の目的も、偏微分方程式への応用になるとは思う。
シュワルツの超関数の「超関数」の英訳は「distribution」だから、本来はシュワルツの分布と
いうのが正しいらしい。尚、その偉大なお方は、昔多変数関数論の論文も書いたことがある。
無限を扱う技術というより、主に線形偏微分方程式を扱う技術ですな。